
天日干しへのこだわり
自然と向き合いながら、丁寧に、まっすぐに。
機械乾 燥が主流になりつつある現在、私たちは太陽の光と自然の風を活かして、じっくりと食材を乾燥させる「天日干し」という昔ながらの製法を追求しています。
機械乾燥に比べて手間はかかりますが、その分、味・香り・栄養が濃縮された仕上がりになります。
気温・天候・風向き・時間を考慮して、適切なタイミングで仕上げています。
「土づくりから始まる、青首大根の物語」

私たちの「切り干し大根」は、土づくりから始まります。
肥沃な土と太陽の恵みをたっぷり受けて育つ青首大根は、
品種・時期・土壌のバランスを見ながら大切に育てます。
植え付け後は、気温・湿度・葉の状態を毎日観察しながら、
ゆっくりと大きくなるのを見守ります。
「良い素材があるからこそ良いものができる」
私たちが届けたいのは、素材の力を最大限に活かした、 まっすぐな美味しさです。
「一本ずつ手作業で髭根処理」
収穫した青首大根は、まず専用の機械で洗浄し、土や汚れをしっかり落とします。
その後、一本ずつ手作業で髭根(ひげね)を取り除く工程を経てカット・整形を行っています。
髭根を取ることで、よりなめらかになり、柔らかい食感を楽しむ事ができます。
手間のかかる作業ですが、「おいしい切り干し大根」のためには欠かせない大切な工程です。

「おいしさ は、自然と生きる知恵から。」


切り干し大根は、ただの保存食ではありません。太陽と風の恵みをたっぷり受けて乾燥された大根は、
旨み・甘み・栄養がぎゅっと凝縮されています。
食物繊維は生の大根の約15倍、カルシウムや鉄分も豊富で、腸内環境や免疫バランスを整える効果も期待されます。
煮物にすれば、出汁の旨みが芯まで染み込み、やさしい味わいに。
サラダにすれば、爽やかな食感と自然な甘みで、箸が止まらない一品に。
毎日の食卓に、やさしさと栄養を届けてくれる、昔ながらの知恵です。
